HPVワクチン(子宮頸がん)
【HPV(子宮頸がん)ワクチンの無料接種、まだ間に合います!】
1997年4月2日~2008年4月1日生まれ及び高校1年生の女性の方へ
子宮頸がん予防のHPVワクチンについて、2025年3月31日までに接種を開始した方は、全3回の接種のうち、残りの接種についても2026年3月31日まで無料で接種できることになりました。
全額自己負担の場合、3回接種すると約10万円程度かかります まだ予防接種を受けていない方はお早めに接種をご計画ください。
ワクチン接種ご希望の際は、事前にご連絡ください。
03-3684-7150
【子宮頸がんとワクチンについて】
子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんで、20から30代で増えており、
日本では年間約1.1万人の女性が発症し、さらに毎年、約2,900人の女性が亡くなっています。
子宮頸がんは発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因で
引き起こされる病気で、性行為によって感染します。
多くの場合、感染は一時的で、ウイルスは自然に排除されますが、
感染した状態が長い間続くと、子宮頸がんを発症することがあります。
HPVワクチンは、すべての発がん性HPVの感染を防ぐものではありませんが、
HPV16型、18型の2つのタイプの発がん性HPVの感染を防ぐことができます。
ワクチンの接種方法<女性の場合>
子宮頸がんワクチン
【公費接種対象者について】
小学6年~高校1年相当年齢の女性
※標準接種年齢は中学1年の年度です。
(接種期間については高校1年相当の年度末(16歳となる日の属する年度の末日)までとなります)
勧奨を差し控えていたことにより接種の機会を逃した世代の接種(キャッチアップ接種)について
平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの方については、個別勧奨を差し控えていたことにより、接種の機会を逃した世代として、令和4年4月~令和7年3月までの3年間の接種の機会が設けられました。
3回の接種が完了していない方が対象となります。1回受けた方は残り2回、2回受けた方は残り1回接種できます。
(注意:公費でキャッチアップ接種をする場合、令和6年11月末までに1回目の接種が必要となります)
【費用について】
○公費接種対象者の方は無料となります
(公費での接種には、各自治体が配布する予診票が必要となります)
○対象者以外の方は有料となります<自費接種の場合>
シルガード9 ・・・ 32,000円(税込)×3回
※キャッチアップ接種の方は必要回数のみ(残り1回の方は32,000円(税込)×1回分)
【接種ワクチンとスケジュールについて】
○当院での接種ワクチンは「シルガード9」(9価)となります。
○14歳以下の方
[通常の接種間隔で2回接種]
1回目接種から6か月~12か月の間隔をおいて2回目の接種となります。
○15歳以上の方
[通常の接種間隔で3回接種]
2か月の間隔をおいて2回接種を行い、1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種となります。
ワクチンの接種方法<男性の場合>
HPVワクチン任意予防接種 費用助成について
2024年9月1日より男性HPVワクチンの費用助成が始まりました。
対象の方の接種費用は全額無料となります。
【接種の目的】
HPVは男性においても咽頭癌、陰茎癌や尖圭コンジローマといった性感染症を引き起こします。
HPVワクチン接種によって、それら疾患の発症を防ぐと共に、パートナーを守るためにも重要となります。
【対象者】
接種日現在、江戸川区に住民登録のある、小学6年生から高校1年生相当の男性
(接種期限は高校1年生相当年齢の3月31日まで(16歳となる日の属する年度末まで)となります。)
<自費接種の場合>
上記対象者以外の方でも接種は可能ですが、全額自己負担となります。
ガーダシル ・・・ 19,000円(税込)×3回
【接種ワクチンとスケジュールについて】
ガーダシル(4価)を3回接種となります。
2か月の間隔をおいて2回接種を行い、1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種となります。
詳しくは江戸川区のホームページ【HPVワクチン(子宮頸がん)予防接種】をご確認ください。
ワクチン接種のご希望の方は江戸川区からのHPVワクチン接種票をご確認の上、当院にお問い合わせ下さい。
※ワクチンの入荷状況(製薬メーカーに出荷制限がかかっている場合があります)
によって接種実施までにお待たせしてしまうことがあります。
電話 03-3684-7150